日本のゴールデンウイーク中はタイでも祝日があります。
それが【国民労働日】と【仏誕節】です。2020年は5/1が国民労働日で5/6が仏誕節です。今年は新型コロナウイルス影響で政府からは仕事するように推進もありましたが、どのような祝日なのでしょうか。
タイ5月行事 5/1は国民労働日です
タイの5月祝日として、5月1日に労働者の日メーデー(ワンレーンガーン)があります。
「レイバー 」とは「労働者」の意。ヨーロッパやアメリカ、カナダと同様、タイにも労働者の日があります。
昔、タイが農業国だった頃、この日は農業の日としてお祝いをしていました。その後、工業国となって労働者の祝日と改めました。祝日とした目的は、労働者が国の経済のために働いている事を再認識するためです。
タイ5月行事 上旬~下旬 仏誕節(ウィサーカ・ブーチャ)
陰暦6月の満月の日、お釈迦様が生まれ、悟りを開き、入滅したとされる日です。
年によって日にちは異なります。「ウィサーカ・ブーチャ」は「6月に参拝すること」という意味。
この日はお釈迦様が誕生・悟り(ニルヴァーナ、涅槃)・入滅(パリニルヴァーナ、般涅槃)の三大仏事を行った日です。仏教徒は僧の教えを聞いたり、タンブンをしたりして夕方には人々は寺で説法を聞き、手にロウソクを持って本堂や仏道を3巡します。
お釈迦様が誕生し、悟りを開いてブッダになり、そして亡くなられた日と言うことで3つの吉日が重なった日とされています。
日本では、 仏教行事などは知られていませんが、ここタイではほとんどの方々が仏教徒であり、毎週お寺に通うと言うほど熱心な仏教徒の方々ばかりなのです。
タイでは、仏教の三大祭典と呼ばれる祭典があります
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と呼ばれる日がそれにあたり、特に重要なのが、6月の満月の日の仏誕節なのです。
仏教の祭典の日は、禁酒をしなければならない日です。
お店でお酒が飲めないばかりではなく、スーパーなどでもお酒を購入することができませんので、予め仏教の祭典の日をチェックしておき、お酒を買いためておくと良いでしょう。