タイ国は日本と違ってあまり外食レストランチェーンのお店はあまりありません。出店してたとしても大型スーパーやショッピングモールの中です。このため気軽に何か食べるとなるとガソリンスタンドに寄ることがちょっと軽食を食べる手段となります。このガソリンスタンドにあるタイ料理は果たして美味しいのでしょうか。
基本美味しいお店は長く続いている
タイ国で最も人気のガソリンスタンドはポートートーンという会社です。タイ国のあちこちにこのガソリンスタンドがあります。そのほとんどがセブンイレブンとコーヒーショップのアマゾンがありトイレも綺麗で清潔です。お客さんも多いので夜でもガソリンスタンドのトイレに寄るならこのスタンドが安心です。
いろんなおかずを選ぶパターンのお食事
上写真のように、トレーの中にいろんなタイ料理のおかずがはいっています。お好みのものを店員さんに頼んでご飯と一緒に盛ってもらいます。
このパターンのお店は人気のあるお店なら良いのですが、お客さんが少ないお店だとおかずが冷えてて美味しくないです。
タイ料理人気メニュー”カオマンガイ”
カオマンガイとは鶏料理づくしのメニューです。鶏肉に、チキンライス、チキンスープのセット。鶏肉を揚げたものもお店によっては選べます。お店の人に指さして注文すれば伝わります。
鶏づくしのカオマンガイはつくる手間がかかるぶん、当たりはずれもあまりないです。このカオマンガイのお店で
「まずかった!」
というお店は経験がありません。それだけお店をやる人も下手につくれないのかもしれません。タイでは肉料理の鳥・豚・牛の中では鳥が一番人気の肉なのでこの料理が不味いのはかなりのものです。
お店によって見た目はいろいろ。しかし味付けでは失敗のカオマンガイに出会ったことがありません。
カオマンガイの味付けのポイントはこのタレ。
暑い日差しのタイにピッタリの料理です。暑い日でもなんなく食べられます。
お口直しにチキンスープ。カオマンガイの料理には必ずスープが付きます。ないのは邪道です。
私は何食べるか迷ったときは必ずカオマンガイです。
カリカリポークのムーコとムーデン豚肉屋
店員さんの前にガラスケースにつってあるのが豚肉を揚げた”ムーコ”と呼ばれているものです。
この豚肉はムーコというものと、赤い肉のほうは”ムーデン”と呼びます。
”カーオ・ムーデン”または”カーオ・ムーコ”という料理でこちらもまたタレがお店によって異なり美味しいです。
サッと食べられるクイッティアオ屋
食の細い女性などに人気の麺類のお店”クイッティアオ”。
すぐ食べられてこちらも当たりはずれは少ないです。この麺類は基本自分で調味料をいれて味付けを調整するので日本のかたでも問題なく楽しめます。
どこのお店も聞かれることは同じで
太麺か、普通か、細麺かを聞いてきます。
これは
センヤイ(太麺)、センレック(普通でこれがおすすめ)、センミー(細麺)となります。
これに更に汁なしを注文する場合は最後に
「ヘン」
と言います。センレックなら
「センレック・ヘン」
と言えば汁抜き普通麺になります。
肉を選ぶ場合は鳥(ガイ)、豚(ムー)、牛(ヌゥア)です。ここでタイの牛は水牛で味はおすすめしません。
これはセンレック・ムーを注文しました。普通の麺に豚肉です。
ツルツルとした麺がさっぱりしていて結構食べられます。
特にアユタヤの場合は
「クイッティアオ・ルア」
といって昔貿易が盛んで栄えていた時代があり、ご飯を食べる暇もないことから船の上のクイッティアオ屋が現れアユタヤならではの風景となったそうです。
気になるお値段は?
ガソリンスタンドのお食事処は屋台比較では少し高めになります。ガソリンスタンドそのものがお客さんがたくさん来るので月の家賃が高いのですね。それでも1人あたりの一食あたり
1人前およそ100THB未満
これではアバウトすぎですね。
安いところで40THBから高めのお店でも80THBといったところでしょう。これにお水を頼んで約1人1食100THB未満といった内訳です。
まとめ お店の出入りも激しいのでまずはお試し
タイでは自営業をやる人がたくさんいます。このため美味しくないお店はすぐになくなります。ガソリンスタンドのお食事処でもけっこう美味しくて噂になるとたくさんお客さんがきます。
綺麗なお店ばかりでなく、将来性のあるお店を育てるには小さな頃からちゃんと利用しないとね。
それではサワディーカポン。