タイで環境の基準値とされるPM2.5が規定値を超えたそうです。2020年12月年末押し迫る中そもそもPM2.5とは何なのでしょうか。現在タイ国内は、北はチェンマイから北側隣国からの検査なしでの帰国者による感染、サムッサコーン県では外国人労働者の検査なし入国によりコロナ感染者が増加してます。かさねてマスクについては徹底して身につけることを注意しましょう。
日本の環境省では
微小粒子状物質(PM2.5)は、粒径2.5µm以下の微小な粒子の質量濃度(µg/m3)を測定することにより汚染の程度を判断します。こうした質量濃度の測定は、現在、全国1000ヶ所を超える地点で毎時間行われています。
PM2.5は複数の成分により構成され(上図参照)、その組成は場所や時間などによって変化します。したがって、PM2.5による汚染の原因究明や効果的な対策の実施のためには、PM2.5を構成する成分の分析を行う必要があります。
引用元:環境省
スイスの空気洗浄機メーカーがバンコクのPM2.5のデーターを報告
世界各地の大気汚染状況を公開しているスイスの空気清浄器メーカー「IQエアー」によると、タイの首都バンコクで12月14日、PM2.5(微小粒子状物質)の平均濃度が、国の安全基準を超え、過去1カ月間で最悪の水準となったことを報告しています。
同日正午過ぎのIQエアーのデータでは、PM2.5の濃度は1立方メートル当たり87.7マイクログラムだった。前日の平均値61マイクログラムを上回って、11月15日以降で最悪を記録。
タイの天然資源・環境省公害管理局(PCD)が定める安全基準の1立方メートル当たり50マイクログラムを連日超えた。PM2.5の安全基準について、世界保健機関(WHO)は同25マイクログラムとしている。
空気質指数(AQI)も165を記録し、「健康に良くない」(指数151~200)レベルを示し、屋外での運動や窓を開けた換気を控えるよう忠告が出された。AQIは13日にも154を記録していた。
引用元:NNA.JP
過去、日本大使館からの案内(2019年9月)
在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては、タイ政府が発表する最新情報にご留意の上、外出する場合はPM2.5対応のマスクを着用する、室内では空気清浄機を使用するなどの対策をとるよう心がけていただくとともに、特に幼児や高齢者、呼吸器系や循環器系の疾患のある方は、より慎重に行動してください。
タイ政府は、タイ国内各地で測定したAQIを発表しており、以下のウェブサイトやスマートフォンアプリ「Air4Thai」で確認できます。
なお、AQIを利用した健康への影響として、アメリカの環境保護庁が発表している行動指針の一例は以下のとおりです。
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まとめ
2020年11月までは、タイは世界的にみても新型コロナウイルスの影響をおさえている国として評価が高かったのですがここにきて感染が広まりつつあります。
世界的にもイギリスでコロナの拡大が懸念されるなか、変異したコロナが感染力をまして広がっているとされています。
アメリカやイギリスではワクチンの対応がすすんでいるものの、このワクチンは認識としては
今回のワクチンはIgG抗体で重症化を防ぐワクチン
このためまだまだこのワクチンにたいして受ける受けないなど賛否両論です。
世界各国が年末年始にむけてどれだけ感染拡大を抑えることができるか注目されます。
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