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ミャンマーから不法入国のタイ女子

ミャンマーからの無検査入国タイ女子 1G1ホテルからの感染か

ミャンマーから不法入国のタイ女子

新型コロナに感染したこのタイ人女性(29歳)は、チェンマイの病院で隔離され治療中です。タイの関係機関はこれまでに彼女に接触した可能性のある102人を検査しました。彼女の過去の行先は、カラオケバー、映画館、ショッピングモール、レストランで、接触した可能性のある合計326人の連絡先を特定してます。これら施設が清掃および消毒され、すべて一時的または完全に閉鎖されています。

これまでのところ、新型コロナで陽性となった関連者はなく、当局はパニックにならないように国民に求めています。

この女性が実際には法律に違反し非正規ルートでタイへ入国したか可能性があります。不法入国と隔離検疫を無視したことが判明した場合、厳格な法的告発が彼女に適用される可能性があると警告しています。

彼女は10月24日から1か月間ミャンマーに滞在しており、不法入国したと考えられています。新型コロナ以前は、いろいろな物を輸入するために正規ルートを通らない方法が日常的に存在した可能性があります。国境封鎖後も、そのようなルートを用い、細々と人や物の往来があったのかもしれません。

ミャンマーの1G1ホテル

地元メディアによると、感染が確認されたタイ人女性10人は全員、国境から約1.5キロ離れた1G1ホテル(1G1 Hotel)で働いていた。「エンターテインメント場」と呼ばれるこのホテルは、カジノ、VIPルーム、ディスコ、マッサージパーラー、カラオケバーを備えている。約70~100人のタイ人女性が、カラオケバーとVIPルームで男性客をもてなすために雇われているという。

ホテルの従業員は、総支配人はミャンマーの新型コロナ対策関連法に違反してホテルを営業した疑いで警察に拘束されていると話した。

新型コロナ流行後、タイは違法越境を防ぐために国境警備を強化している。

タイ・ミャンマー・ラオス黄金の三角地帯

 タチレクは、「黄金の三角地帯」と呼ばれるタイ、ミャンマー、ラオスの国境地帯における麻薬取引の秘密ルートとなっているとのうわさがあり、多数のカジノや売春宿がある。

ミャンマー政府の最新の統計によると、国内の新型コロナ感染者数は累計9万人以上で、死者は2000人以下となっている。ラカイン(Rakhine)州の一部と商業の中心地ヤンゴンにロックダウン(都市封鎖)が導入されている。

引用元:Yahoo news