2020年は新型コロナの影響で皆さまお家でテレビやドラマなど非常に視聴されてます。それはタイでも同じことで、非常に恋愛ドラマが人気になりました。2月14日はバレンタインデーですがなんとタイでも同じようにイベントがあるんです。少し日本と違うバレンタインデーとはどんなものなのか。ここでは、他ネット上での記事とは異なりますが実際の体験したことをお伝えします。
タイのバレンタインデーは特に決まりはない
ネットの情報では
「タイのバレンタインデーは男性が贈るもの」
という記事が多いですが、実際に住んでいてあまりそのような決まりは感じません。タイの男性は女性もですがめんどくさがり屋さんです。恋におちているようなタイ人男性というのはあまりイメージもありません。どちらかというと野性的で暴れん坊、大酒くらいで女性好き。
「バラを贈る」
なんて記事もありますが、こんな野性的なタイ人男性がバラの花を贈るというのもあまり見たことも聞いたこともないのが実際です。
実際にこの10年間で見たタイのバレンタインデーとは
特に男性女性からと決まってなく、何をあげても良いというのがほとんどです。
またネット上の記事ですが
「くまのぬいぐるみ」
がプレゼントの定番とあるものの、タイのぬいぐるみでクマが売り切れ続出など見たこともありません。もし本当なら全国展開のタイのスーパーマーケットチェーン「ロータス」「BIG C」でもっとおおげさに販売してるとも思います。みません。
ハートのシールを服に貼ってまわる
バレンタインデーに、ハートのシールを貼っていきます。会社の上司や後輩、仲間など。
特に異性・同性とへだてなくやります。
どちらかというと、愛というよりも
「今日はバレンタインデーですよ~」
というイベントを楽しむ感じのものです。
お菓子を配ってまわる
大きな袋のお菓子をあけて、一つずつ配ってまわります。
これも先ほどのハートのシールと同じでイベントを楽しむものですね。
特に愛までいかず、仲間うちでハイハイという関係のひとびとに配ってまわります。
ハートのシールもこのお菓子も、何もしてくれないよりかは非常に嬉しいものですね。
本命はやはりバラの花?
先ほど否定したバラの花ですが、見たことがあります。
イケメン男性の机の上に朝早くに置いてあるバラの花。
本人が出社して見つけると、そそくさとロッカーのほうにしまいに行きました。
ただ彼は結婚してます。
誰が贈ったのかはわかりません。
タイの恋愛事情
いかがでしょうか。
日本とは異なり、どちらかというと学生の延長で社会人になっても女性が楽しみでバレンタインデーをイベントとして何かするというのがほとんどです。男性はどちらかというと、面倒くさいイメージでモテル男性は陰でコソコソ何かやってるという状態です。見つかったら動物系男性陣に冷やかされるのがオチです。
そして、タイの恋愛事情ですが日本と同じく離婚は非常に多いです。
社会事情として実はタイ人同士の結婚は昔の人でも入籍していない人が多いです。
何故かというと、入籍しなくても特に何もないからです。
日本ですと、入籍することで夫・妻・子供という証明となり保険や会社の福利厚生など普通は入籍します。タイではお金が無いのでまず保険に入るということ自体が一般層の人々にありません。
会社の福利厚生はもともと夫婦共働きなので本人だけが会社から医療関係の補助をしてもらうことになります。
なので、入籍しても特に何もないので面倒なだけなんです。むしろ離婚する時に手間になるので最初から何も入籍しないという人が昔から多いです。
このため、特に夫婦仲が悪くもないのにお父さんとお母さんの苗字が違うという人も多いのです。
更に夫婦共働きで、子供は両親に面倒を見てもらうので学生時代の延長の生活が長く続きます。こうなると職場で好きな人ができたということでケンカとなり離婚というパターンがすごく多いのです。せめて子供が一緒に生活していれば子供のことを考えて家庭を守ろうという思いも強くなると思うのですが両親も孫の面倒を40代ぐらいから見るのが定番になっています。
このような環境からもタイ人の恋愛事情は
「好きになったらカンケイナイ」
という言葉をよく聞きます。
おそらく、このバレンタインデーにはそのようなドロドロした恋愛ドラマがあるのでしょうね。
まとめ 義理プレゼントやホワイトデーはない
日本と異なるバレンタインデー、義理で何かあげるというものはないものの、お菓子やシールを貼る行為は場合によっては義理かもしれませんがある程度
「いい人」
というレベルで好意のある人には配られてます。
3月14日のホワイトデーはまったくありません。
この辺りも日本と違いますね。
またネット上の情報ですが、このバレンタインデーに入籍するというのが恋愛事情で人気だそうです。この辺は日本でもありますね。ただ最近は先の話の入籍については少しづつ社会情勢に変化があり保険に加入するタイ人も増えてきており、遅い時期に入籍することも多いみたいですね。
尚、この日にカップルが二人で夜を一緒に過ごすというのもあるそうです。
タイの恋人たちがどこか行くといえば、お寺とか自然の美しいところなので日本ほど遊びに行く場所もないと思います。
それではサワディーカポン。
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