タイ国政府は、新しい「特別観光ビザ」制度を承認しました。これは、3月に国境が閉鎖されて以来、非居住者が初めて自由に訪問できるようにするものです。バンコクポストは 新しいビザが10月8日から観光開始を予定していることを報告してます。
筆者はタイ在住10年です。タイに住み、国際結婚を経て現地タイで仕事をしています。ここでは今後のタイ観光の鍵となるプーケットからの観光試験についてお知らせします。タイでは先月まで国民の反政府運動・王族への批判など2014年の騒ぎ依頼の大きなニュースがありました。この反動もあってか観光の再開についてはかなり抑えた政策になっています。まずは内容をご覧ください。
プーケットに到着する外国人観光客の遅延の可能性
タイは海外旅行者の6か月間の禁止を解除し、特別観光ビザを持っている人だけが特定のチャーター便で来タイできるようにしていますが、正確にいつ到着するかについては相反する報告があります。多くの報道は、観光客は木曜日に到着するべきだと言っていますが、タイのメディアからの最近の報道は、計画が遅れていると主張しています。
2020年10月7日の朝、プーケットのNarong Woonsiw知事はメディアに、明日から予定されていた外国人観光客の受け入れ再開は遅延する事を語りました。受け入れ再開は、今月の2020年10月25日に予定されている「Phuket Vegetarian Festival」の後に再開される見込みと説明されました。
プーケットでの長期滞在の外国人観光客の受け入れ再開については、もともとは2020年9月29日の朝にタイ観光協会のYuthasak Supasorn総裁が、最初にタイに入国する長期滞在の外国人観光客は、2020年10月8日に到着予定の中国の広州からの120人のグループとなる予定である事を発表していました。
この120人は中国の広州から直接プーケットへフライトで到着する予定で、タイ政府のSTV(特別観光ビザ)の初の取得者となる予定でした。
これについてプーケットのNarong Woonsiw知事は、本日の朝の時点で今だに内務省から受け入れの命令も出ておらず、予定されていた明日の2020年10月8日の再開は遅延する事をメディアに語りました。ただし、プーケット県は既に受け入れに合意しており、再開の予定が遅延するだけで、再開は行われる事を説明しています。
再開時期は、今月の2020年10月25日に予定されている「Phuket Vegetarian Festival」の後になる見込みを語っており、このことから今月の2020年10月後半以降となる見込みです。
尚、この後の入国予定者はこれまでの発表によると、10月の後半に別のグループが中国から、11月に北欧からのグループが、タイへSTVで入国し長期滞在する事が予定されています。
タイでは2020年3月に外国人観光客の入国が制限されて以来、半年ぶりとなる長期滞在に限った外国人観光客の受け入れの再開となる見込みですが、この再開は遅れています。現在、STVや検疫、隔離の条件に加えて、このモデルでの入国は以下記事の通り「低リスク国」に限って承認されています。
プーケットからの外国人観光客の受け入れ再開、予定よりは遅れていますが、今月後半には再開される見込みです。
特にプーケットは以下記事の通り観光業の打撃による経済的な問題が大きく、外国人観光客の受け入れの再開は、観光業界からとても喜ばれる動きとなりそうです。一方で住民からは懸念の声もあるため、今後の推移にタイ国内では注目が集まっています。
長期期間3か月から9か月のビザ
観光の対象者は数週間の観光のためにタイに立ち寄ることができません。新しいこのビザは、長期滞在の訪問者を対象としています。訪問者は、到着後14日間、州が承認した施設で検疫する必要があります。ビザは90日間の訪問に有効で、2回、最大9か月弱まで延長できます。
最初の観光客は中国広州
タイの観光大臣YuthasakSupasornはロイター通信に対し、中国の広州から120人の旅行者を乗せた飛行機がリゾートアイランドのプーケットに着陸したときに、最初の外国人観光客を受け入れる予定であると語りました。
政府のスポークスパーソンは、「低リスク」とみなされる特定の国籍のみが最初から許可されると述べた。 新しいビザで到着する訪問者は、予約された宿泊施設などの長期旅行計画の証拠と、到着から72時間以内の陰性テスト結果を提示する必要があります。
新しい計画には、 以前10月に発表された「安全で封印された」プログラムの更新は含まれていません。これ により、プーケットに飛ん で、指定されたビーチリゾートで14日間自己隔離することができます。検疫期間の開始時と終了時にCovid-19検査を受ける必要があります。その後、島を自由に移動できます。プーケットを離れるには、さらに7日間の検疫と3回目のテストが必要になります。
新しいビザプランは、タイの観光産業を復活させることを目的としています。タイの観光産業は、タイのGDPの20%を占め、通常の年に400万人以上を雇用しています。
いずれにせよ、屋台の食べ物や熱帯の島々を探しているなら、タイは長い間そこにいる限り、再び議題に戻る可能性があります。そして、私たちの 重要なタイの旅行ガイドが示すように、固執することがたくさんあります。
多くの国は依然としてすべての必須ではない旅行に対して警告を発しており、一部の国は帰国した市民を含むすべての海外到着を検疫していることを忘れないでください。旅行について考える前に、関連するすべての制限を確認してください。
引用元:Bangkok Post Phuket Ready to open
これらの材料で費用を試算しました
最低でも90日間の滞在です。さらにプーケットといえば、タイでも超人気スポットであります。
仮に宿代+ごはん代など1日を3,000THBで抑えたとします。(あくまでも仮の計算です)
90日 x 3,000THB =270,000THB
これは日本円換算(1THBを3.4円で)とすると
正直な話PCR検査も実費ですし、他の抑えられない費用もあることからもっと費用はかかると思われます。
この観光は90日間から270日間とされておりますので最低の90日間を申請した時点で観光客には選ばれないことも十分あります。
そもそもこの観光については
「お金と時間に融通の利く富裕層限定」
と考えて当然ですので一般人が観光するのはまだまだ先のようです。コロナの開発薬が世界に流通したころでしょう。
ある意味かなり期待される中国観光客
世界各国で話題をつくる中国観光客。ある意味中国観光客で何も問題なく新型コロナウイルスの第二派がないことを達成できれば他の国は間違いなく何も問題はないと考えられます。
場合によってはコロナと何の関係もない面白いニュースがあるかもしれません。
コロナによって自然がきれいになったのにたった1週間で元の汚さに戻りましたとか。タイ人観光客がまったくプーケットに来なくなったとか考えられます。
まとめ
この「Phuketo Ready to open」は初回中国観光客ですが、この次の国はまだ発表されていません。
今後のタイ観光協会に注目です。
それではサワディーカポン。