海外で長く生活する場合は現地のクレジットカードをつくってみましょう。事前にホームページを確認して必要なものを用意しておけば意外と簡単に作成することができました。ここではこの一連の流れを解説します。現地の通貨で給料が支払われていれば現地の通貨で使いたいですよね。ではさっそくみていきましょう。
アユタヤ銀行のメリット
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海外で現地のクレジットカード作成 事前に必要なもの揃えれば簡単
2013年7月三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、三菱東京UFJ銀行がタイの大手商業銀行アユタヤ銀行を子会社化してます。
タイでは5番目に大きな商業銀行で現地では「krungsri」と呼ばれています。タイの銀行は色分けしているイメージがありますがこの銀行の場合は「黄色」になります。
話がそれてしまいましたが、さっそくクレジットカードをつくってみましょう。
アユタヤ銀行のプラチナJCBカードをつくる
クレジットカードお申し込みに必要な書類は以下になります。
<ご本人カード>
- ご本人のパスポート
- ご本人のワークパーミット
- 収入を証明する書類(給与証明または月収が記載されている雇用証明書)
- 直近6ヶ月分の給与受取が確認できる預金明細(通帳または給与明細書)
<代理人カード>
- お申し込みを希望されるご家族のパスポート
引用元:Krungsri.com
この他に自分の連絡先e-mailアドレスを記入することがあります。ない人は@g-mail.comや@outlook.comなど無料作成できるものを用意しておきましょう。
アユタヤ銀行のメールアドレス設定方法
アユタヤ銀行のアプリではアユタヤ銀行の”KMA”アプリで設定しましょう。
Setting⇒Edit Profile⇒Edit⇒ここでメールアドレスを設定・変更できます。 |
こちらのアプリ設定はクレジットカードを申し込みの際に受付で教えてもらいました。この際に一緒にやるのがおすすめです。
アユタヤ銀行 クレジットカードのメールアドレス設定方法
クレジットカードのほうは、アプリが別になります。このアプリの案内はクレジットカード会社の審査がとおり、アクティベートをしたあとに案内のSMSがきますのでそのあとにインストールしましょう。
最初の画面下にMENUがあります、 ”MORE”⇒”MANAGE EMAIL”でペンのマークをタッチで設定・変更できます。 |
会社で用意してもらうもの
給与証明書は会社の事務所にお願いしましょう。
タイ語では
「コー バイ ラップローン ングン ドゥアン」
といえば通じます。クレジットカード(タイ語ではバッ・クレディート)と更に言えば相手もわかるでしょう。
もし会社で銀行の開設なども手伝ってくれる会社であれば一緒に行ってもらうのも手です。
ワークパミットも受け取りましょう
たいていの会社は労働許可証のワークパミットは事務所で預かっていると思います。クレジットカードをつくることを伝えてそのながれで上記の給与証明書もお願いすると良いです。
【直近6か月の預金明細】
こちらは、給与自動振り込みされている通帳を通帳記入して持っていけば大丈夫でした。
【パスポート】
間違いなく持っていきましょう。
アユタヤ銀行窓口へクレジットカード作成
日本語デスク設置店
• エムクオーティエ支店
• バンコックトンソン支店
• ジェイアベニュートンロー支店
• ロビンソンシラチャ支店
*ご来店またはお電話の際、日本語スタッフをご希望の場合は「Japanese Desk Staff, Please(ジャパニーズデスクスタッフプリーズ)」とお伝えください。
銀行の場合は下手なタイ語よりも片言の英語のほうが通じるようです。タイ語も英語も発音がダメな場合はスマホでいろいろ見せて会話できます。
いろいろな書類作成
いろいろな書類を作成記入しますが、ほとんどは下記の内容です。
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あとはコピーした書類にパスポートサインをします。
アユタヤ銀行窓口では20分ほどで終了
特に書類に問題が無ければ20分ほどで1次受付は完了します。
※この窓口対応の際に”KMA”というアユタヤ銀行のアプリ設定をお願いしましょう。
審査は5日間ほどで完了すると言われますが実際は審査開始の電話連絡がきます。
私の場合はSMSでメッセージがきました。
SMSに記載されている電話をしてみるとクレジットカード申込みの確認でした。簡単な申込み内容の確認となります。このときに日本語窓口にもつないでくれます。
この電話のあとに会社に電話がくる
すぐに自分の会社のほうに電話がきます。どうやら会社の代表電話経由でくることで申込み書類記載の会社の電話番号で会社に在籍しているかを確認されます。
するとその日のうちにこのようなSMSがきてました。どうやら審査通過したので10日以内にはカードが送付されるようです。
なんだかんだ時間はかかるようですね。
申込みから10日間でクレジットカードが家に!
申し込みから、土日も含めて10日間で家に到着しました。
まだ使用できないので「アクティベート」というものをする。
クレジットカードのアクティベート(利用開始手続き)には2つの方法がございます。
①電話によるお手続き
カード裏面に書いてある番号にお問い合わせください。
Krungsri JCB Platinum(日本語対応有)・・・日本語対応をご希望の方は3を押して、「ご利用開始手続き」の2を押した後、16桁のクレジット番号、最後に#をご入力ください。その後自動音声案内に従ってお進みください。
Krungsri VISA Platinum(日本語対応無)・・・英語対応ご希望の方は2を押して、16桁のクレジット番号、最後に#をご入力ください。その後自動音声案内に従ってお進みください。
Krungsri VISA Signature(日本語対応無)・・・英語対応ご希望の方は2を押し、その後オペレーターにおつなぎいたします。
②SMSメッセージ送信によるお手続き
携帯電話からSMSメッセージを送信することでご利用開始手続きができます。
1.OPENとご入力されたあと続けてクレジットカード番号下4 桁をご入力
2.宛先081-927-9999へSMSメッセージを送信
(例)クレジットカード番号:XXXX XXXX XXXX 1234
SMSメッセージ内容 :OPEN1234
筆者の場合はSMSメッセージ送信でやりました、簡単ですぐメッセージがきました。
この他にも、まだクレジットカードを使用する前に自動引き落としの手続きもしないと、わざわざ支払いの手続きをその都度しないといけないようです。
これらの内容も記事をあげていきたいと思います。
クレジットカード自動引き落とし設定方法
日本語窓口のほうで教えてくれます。さすが三菱UFJの関連会社です。親切でした。
電話番号 1572
この後に音声ガイダンスが流れますので日本語希望は「3」を押します。
その後オペレーターにつなぐので「0」を押します。
海外からご利用の場合 +66 2296 2000
① ダイヤル後、言語選択の音声ガイダンスが流れます。英語をご希望の場合は「9」を押してください。(日本語選択不可)
② 音声ガイダンス後、「1」を押してください。コールセンター1572につながります。
③ 言語選択の音声ガイダンスが流れます。日本語をご希望の場合は「3」を押してください。
日本語オペレーター対応
月~金(タイの祝日を除く)8:30~17:30
※日本語オペレーターが全員対応中の場合、タイ語・英語担当オペレーターが受電のうえ英語対応となる場合もございますので予めご了承ください。
自動音声対応
24時間365日
お取引には口座番号またはATM/デビットカード番号が必要です。
自分でやる場合はこれでいきましょう
KMAのアプリをインストールしてあれば自分でできます。
最初の画面の”All Menu”を押す
”Apply Auto Debit”を押す
規約に同意するなら”AGREE”を押す
自分の銀行口座を選びます。
Please Selectを選ぶと各種いろんなものがでます。
今回の場合は”Credit Card”を選びます。
”Krungsri Credit Card”を選びます。
クレジットカードの16桁の番号を入力し、支払い方法を選びます。2択の”Minimum Amount”または”Total Amount”です。
この内容で良いかの確認画面です。支払日は決まっているようです。
決定されるとこの画面になります。
まとめ
電話がタイ語の会話のみで大変なイメージですがアユタヤ銀行は最初の説明でもあるとおり日本の三菱UFJの関連会社です。タイに住む日本人向けのサービス向上もすすめています。今回は日本語窓口のほうへ田舎の支店でもついないでくれたので、もしわざわざバンコクの日本語対応支店へ行くのが手間でも問題ないかもしれません。