タイの水かけ祭り「ソンクラン祭」(4/12~4/15)は世界的にも有名です。ただ水をかけあうだけでは無く危険も伴うのでそんなにはしゃぐと痛い目にも合うのでこれらの注意をしておきましょう。
タイの旧正月で気合の入ったお休みがソンクラン
コロナが明けて完全に復活したタイの観光。
そもそもソンクラン祭とはタイの旧正月です。
実家に帰り、日頃の感謝を親族、両親に伝える重要な儀式でワイ(手と手を合わせる)をした状態で年配者から水をゆっくりとかけていただく。この儀式が変化していったものとされてます。
それとお寺にいって、またはタンブンの儀式を会社などでやっていただいた方はご存じだと思います。お坊様がたがお経を唱えていただき、時間がたつと水を手にとったほうきのようなもので軽く水をかけます。これも何か水かけ祭りに近いものを感じますよね。
タイの田舎道でも水かけあう姿が面白い
この写真のように、少し大きめの道路沿いで来る車を待ち受けている集団がいます。大きなバケツやドラム缶を用意してみんなで待ち構えています。
この人たちは2種類のものを用意してるんです。
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車の場合は普通に水をかけられますが、場合によってはこの泥つきでかけられることもあります。このためソンクラン期間中は洗車をしてもまたすぐに汚されるでしょう。
人の顔に泥を塗るケースはバイクなどで通過すると、様子を見ながらゆっくり走ることを促されます。
ケンカにならないの?
これ本当そう思いますよね。
タイの人はこのあたりが上手です。
何気に、相手の顔色をうかがいながら仕掛けてきますので、冗談が通じなさそうな相手ならやらないことが多いと思います。
実際ソンクラン期間にケンカに発展することもしばしばあるようですよ。
地元タイ人は故郷に帰るのでバンコクは人が少なくなる
警察にはくれぐれもこんな事しないようにね!
話の最初に語りましたように、基本は故郷に帰って親戚・両親と会うのが習わしです。
このためバンコクはすごく人が少なくなります。ソンクランの最初12日あたりはまだ移動日あたりですが13日にはほぼバンコクは人がいなくなります。観光客目当ての商売人がたくさんいますが道路は明らかにすかすかになり気持ち悪いぐらいに車が走ってません。
もし観光でバンコクの水かけ祭りに参加するなら
とんでもないぐらいにびしょびしょになります、スマホは防水用の透明なケースにいれることをおすすめします。
水かけ祭り中にも観光者を狙ったスリがいるかもしれませんので明らかに観光者的な服装をするよりも、タイパンツにタイで購入した安めの100THB程度のT-シャツでお出かけすることをおすすめします。それでも、日本人はまぁまぁ良さげな服装でばれてしまうので狙われます。
水かけ祭りは夕方ごろになると少し肌寒いかもしれません。早めにホテルに戻って着替えて風邪をひかないようにしましょう。
それではサワディーカポン。
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