タイの組織というものは、日本とはやりかたが異なります。
日本ですと、いざ問題が発生すると上役がフォローをすることになります。タイの場合はほとんど最後まで担当が対応します。上役はあくまでも見守る・結果を評価するので問題解決には顔だしません。
このため、日系企業とタイローカル企業で仕事をするとこの点でいつまでたっても改善できなく不満がつのります。とくに問題解決もせずにダラダラとしこりを残したまま取引が続くのでどうしても日系どうしの取引が増えてしまいます。
タイ人管理者はどちらかというと、日頃の指示系統を各部署従業員に徹底させることで立場を保持してます。会社の大きな問題は日本人の仕事的な考えをもっているので日系で長く働くタイ人は日本人の顔色うかがいながらの仕事をする人ばかりです。