2019年の記事です。日本の年末年始はその国ならではの行事ばかり。世界がかわれば習慣はことなります。とはいえ、タイは仏教の国なのでけっこう日本に近いところがあります。アジアのタイ国ではどのような年末年始を過ごすのかここではお伝えします。
タイのお正月はソンクランといって4月の中旬です。
1/1というのは世界がお休みなのでついでのようなお休みです。
会社によっては2・3日しか休みがないとこもあるでしょう。
だって本当のお正月ではないのですから。
とはいえほとんどの人が実家に帰省します。やはり両親に会いたいですし、子供にも会いたい。タイの夫婦はほとんどの人が夫婦共働きです。課長クラス以上でもないと1人の稼ぎでは、車や家は購入できないでしょう。
なのでタイでは子供は夫婦どちらかの両親実家に預けます。
親からすれば、孫を預かることで子供からの仕送りも開始されます。ほとんどの人は20前後に子供をつくるかできちゃうのでけっこう早いです。このためか40代後半ぐらいはほとんどの人は引退生活を開始します。
タイの年末年始は実家に帰省がほとんど
なので夫婦それぞれの実家に帰省と、子供に会いに行きます。
普段子供と一緒でないのはさみしいですね。
このため、田舎のほうは、年配者と子供がたくさんいます。
逆に工業団地周辺は若い働く世代がゴロゴロいます。
首都バンコクでさえも、年末年始はガラガラになります。
日頃の渋滞がうそのようです。
おじいちゃん・おばあちゃんのいる家は親戚が集まる
このあたりは日本と同じですね。
親戚が集まって、ちょっとしたパーティになります。
ちなみに日本のようなお年玉みたいな習慣はありませんでした。そのかわりにお土産をたくさん持っていきます。果物や、いらなくなった服。通り掛けのお土産屋で買ったものなど。
やはりお寺に行く
お正月はお寺で、お坊さんがタンブン祭りみたいのをやります。村のお寺で村人が集まって、輪をつくり。おぼうさんがその輪をぐるぐるまわってタンブンします。
タンブンとは徳を積むことです。生きるものすべてに生を続けるべく食べ物を与えたり、金銭をわけることで自分にもかえってきます。好きな人はかなりやってます。
ある意味自分の住む村が立派なお寺であることは自慢でもあるようです。
この村のお寺で知人と再開するなどの近所の交流もおもしろいです。
村によっては、お祭りパレードをする
これはソンクランではほとんどやってます。1/1はやるとこもあればやらないとこも。
何をするかといえば、大きなスピーカーやバンドマンを乗せた車を先頭に音楽にのせて後ろから村人が踊りながらついていきます。お酒を飲む人がほとんどです。未成年も親公認?なのかへべれけ状態をよくみます。年配者、お年寄りでさえもハッスルして踊ります。
いやいや、この祭りをみると本当にタイは自由だなぁと思います。
たくさん親戚が集まって、皆で食事をします。わいわいがやがや、ひたすらしゃべります。
ここでわかるのはほとんどのタイ人男性は酒の飲みすぎで身体を壊してます。酒が強いのを競争してしまうのでしょう。
金ない、仕事しない、酒飲んだくれる、浮気する、暴力する。中には優しい男性もいるでしょう。しかしこの構成が女性をしっかりものにしてます。なので家計のお金はおかあさん。おかあさんがしっかりしている家がほとんど。このせいかタイの会社も管理者は女性が多いです。アジア全般にいえます。
これを子供の時代に見てしまうので、レディボーイになりやすいとも聞きます。しっかりもののおかあさんのようになりたい!
元の仕事の生活に帰る
会社の仕事明けには元の住処に帰ります。このときに、ホームシックによくなると聞きます。やさしい両親のもとでいつまでも住んでいたい。甘えん坊のタイ人は、会社で嫌なことを思い出すと、帰省をきっかけにもう戻ってこないこともしばしば。
逆に、タイの会社運営で人を集めたいのは帰省の時期ともいいます。人の出入りは多いのです。
どことなく日本に似ているタイの年末年始でした。
それではサワディーカポン。
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