2021年10月タイ国アユタヤ県では洪水が心配されています。この洪水は過去2011年に大規模洪水が発生しており日本の各企業もその被害を受けています。現在はどのような状況なのかここではお伝えします。
タイ国アユタヤ県の大きな川といえばチャオプラヤ川です。現在の水位はかなり上昇しており場所によっては浸水済みです。現在タイのニュースではアユタヤ県のチャオプラヤ川で2人がお亡くなりに。この河川を利用した船が沈み2人の行方を探していました。
道路関係もこの浸水の状況により道路を閉鎖している場所もあり注意を呼び掛けています。
アユタヤ遺跡も一部浸水
河川近隣の建物周辺は一部水位があがっており入ることができないエリアも発生しています。地域住民は水位のあがっている河川にたいして土嚢を積み上げてもしもの場合のために対策をしています。
近隣の工業団地は現在問題なし
アユタヤ県にはハイテック工業団地、ロジャナ工業団地があり日系企業も多数はいっています。現在のところ洪水による影響はないとみられています。2011年の洪水被害により対策がうたれているものの関係者は非常に心配されています。さらに地域住民はまた過去のトラブルが発生するのではと毎日状況をみまもっています。
2011年の洪水の際は、人間の身長を超える深さにまで水位があがりました。広大な工場でさえも1階部分は完全に浸水したのです。この洪水の怖いところは感電。さらに汚染による病害。過去の被害が今回再発するとなると多数の企業が撤退するのではとも見られています。実際に過去の洪水による被害でこのエリアから東の地域に移転した企業も多数。
合わせて読みたい記事