タイの田舎のお葬式とは。
皆さんも会社の関係者が亡くなると葬儀参列することと思います。
もし、会社の日本人が来るとなると特別に待遇されることもあります。
地域によっては少し風習も異なるかもしれません。
お昼に到着した場合
お葬式のある家はテントや椅子を準備します。
近くまで来ればわかりやすいです。
もし車で来た時は少し離れたところに止めるのが礼儀のようです。
結婚式も同じくテントと椅子が並びます。
祭壇前での作法
家の中に祭壇が飾られます。
生まれた年代、亡くなられた年代が書かれます。
タイのお寺でタンブンする作法に似ていますが、3礼ではなく1礼です。
これはどうやるかというと、祭壇の前に正座。
手をついて、深く頭をさげ1礼。
頭をあげ、また手をあわせます。
この後は、亡くなられた方への想いを祈りましょう。
そしてお線香は1本です。
お寺でのタンブンは3本ですが、1礼、1本です。
この後は、お食事が用意されてます。
日本と似てます。
遠路の場合は気兼ねなく、挨拶をして帰るのも問題ありません。
親族などは何日も手伝います。
亡くなられた方が富裕層の場合は長い期間で1週間もあります。
子供の場合はせいぜい2、3日間葬儀をやると聞きます。
亡くなられた当日などはお坊様が来られてお経を唱えるのも似てます。
ただ、正座しないといけない風習はなく、あぐらでも問題ありません。
ほとんど日本と似てます。
お香典について
御香典のようなものもあります。
これは気持ちで良いといわれてます。
100THBぐらいで良いかと思います。会社でとか、課の代表としてなど日本人複数であれば1,000THBでも。
日本でもそうですが、他の人がいくらだすかバランスは見たほうが良いでしょう。
タイの人からはあなた次第とのことです。
夜の葬儀に参加の場合
お葬式は夜7時から始まります。
お経のスタイルは日本と同じです。
参列者も一緒にお経を唱えます。
最後のほうで、周りの人は容易された水のいれものをおわんに注ぐことをやります。
お経を唱えながら、右手で注ぎます。関係者と手をつなぎます。
この水はあとで近くの木などにまきます。
終わるころに、お坊様分のタンブンを封筒に入れてお坊様の前の置く場所に丁寧に置いていきます。
これはお坊様一人ずつ丁寧にやります。
お坊様が帰りますと、皆さんで食事になります。
日本と異なり、お葬式でも楽しくやります。亡くなった方が寂しくならないようにと意味があります。
ハイローなどのギャンブルが定番です。
日本と似てますが、堅い雰囲気はありません。
このようなときに久しぶりに会う親戚との会話もはずむのでしょう。
斎場について
あなたが、親族で深い関係の場合は斎場にも同行することでしょう。
タイの場合は火葬です。
お寺には焼く場所がほとんどあります。
かといってお墓はありません。近くの土に埋めます。
要望すればお寺の壁に名前を刻むことができます。
私の場合は、1万THBでした。
しかし、名前を間違えられてしまったので何度も確認したほうが良いでしょう。
まとめ
基本、周りの人にあわせて行動をすれば何も問題ありません。
お香典なども会社や周りの人にあわせましょう。
やさしいタイの人たちは葬儀に参列してくれたあなたを感謝で迎え入れることでしょう。