タイには日本の灯篭流しにそっくりのお祭があります。その名をローイクラトン祭(Loy Krathong)と呼んでいます。川の神様に日頃、川を汚してごめんなさい、または自分の罪を謝罪することもあります。クラトン(バナナの花、ろうそくで飾った蓮の花の形のもの)を流して(ローイ)罪を許してもらいます。この祭りはタイ北部ではコムローイがたくさん空を舞うイベント、これもこのお祭です。
空を舞うコムローイはタイ北部
この映像がとても美しく有名ですが、残念ながら北部の地域でやっておりバンコク周辺ではあまりやっていないようです。場所によってはやっているエリアがあるかもしれません。過去イサーン地方ではやっておりました。メインはチェンマイとのことです。
基本、お寺や川の周りなどでやっている
タイのお寺はタンブンといって徳を積む行為として、魚に餌をあげることをやるのですがこのためもあってお寺には池か川が必ず隣接しています。なのでその地域にはローイクラトン祭を毎年やる決まった場所があちこちに点在しておりたくさんの場所でやっております。
今回のこの場所も小さな村のお寺ですがたくさんの人が集まりました。もちろんまだコロナ禍ですので全員マスクをしっかりつけておりました。
今回のお祭はこんな感じでした
田舎の小さな村のお寺ですが、このようにきれいに電飾デコレーションされてます。たくさんの屋台が出店するのはタイらしいところです。食べ物・飲み物はもちろん子供のおもちゃや服も販売されてます。
このお祭では自作で蓮の花の装飾品をつくる人もいますがお祭の現地でももちろん購入できます。安いもので30バーツあたりから豪華な100バーツぐらいものまで豊富です。
ライターを購入しようとしましたが、この現場では大きなろうそくが川に用意されていました。非常に便利です。
ろうそくに火を灯したら、みんなで川に流しましょう。
今日は晩御飯つくっていないそうなのでこのお祭で食べると聞いてます。しかし何か食べる気配がありません。小さな村のお寺の屋台なので美味しそうなものがないのかもしれません。
近所の小さなお祭でしたが、十分ローイクラトン祭を楽しめました。
このようなイベントを見てもお分かりかと思いますが非常にタイの生活にお寺が密接です。現在のコロナで感染者数が増加した際もお寺では病院で患者を受け入れられないところをお寺が臨時施設を用意したのです。仮設テントをはってたくさんの感染者を対応しました。庶民が困っているときには必ずお寺が一緒に何かをします。
番外編 近所でお祭の屋台
所かわって、近所のスーパーでお祭に便乗して遊園地と屋台が来てました。
観覧車、射的、ダーツ、ゴムのすべり台、汽車、ジェットコースターなどなど。
見た目も貧祖ですが、安全面大丈夫なのかなってところもあります。
料金:100円から200円ぐらい
と、このような料金なのが気軽に乗れていいですよね。
このジェットコースターは本当に怖そうなのでおもわず妻が停めてしまいました。娘1人だけ降ろしてもらいました。
このほかにもたくさんの屋台がでていて、食べ物と飲み物を確保して帰宅しました。
最後に
このローイクラトン祭は、バンコク・スコータイ・チェンマイ・プーケット・ターク・アユタヤなどが有名。
発祥の地はスコータイで、美人コンテストやパレードなどもやっています。しかし、観光では何と言っても夜空にうちあげるコムローイ祭りでしょう。このコムローイ祭りはチェンマイが有名なのでこれがイチオシとなります。
それではサワディーカポン。