2021年の新型コロナウイルスは昨年比較で大きく影響を与えています。最初のころ国の政策により感染拡大を抑えることに成功したとされる国々も現在感染が広がり世界は不安に満ちています。そんな中普段の生活はどのような変化を遂げているのでしょうか。ここでは世界の国、タイを例にご紹介します。
どこの場所も体温検査と消毒液の設置
動画で自動検査するもの、手をかざして計測するものなどいろいろな機材が生まれました
人々の訪問する場所には体温検査機が設置されることが義務付けされました。自動で検知するものや手をかざすものなどさまざまです。
なお、タイの場合はこの体温検査の手前にQRコードが看板として設置され訪問者はスマートフォンでQRコードを読み取り、そのホームページにてこの場所に行ったことを申告する仕組みがあります。
このシステムを”Thaichana”と呼んでます、詳細は下記のリンクからどうぞ。
タイの入店システム”Thaichana”とは やったほうが良い理由
これは、この申告によって自分がどこにいつ行ったかを申告することで、もしこの訪問先に感染者が発覚されると連絡が入る仕組みです。これによって自分の行動履歴がわかり、さらにこのアプリによってPCR検査をすすめられるので感染したかどうかを確認することができます。なかなか自分自身が感染したかどうかというのは判断できないものです。どちらかというと自分はきっと大丈夫だと勝手に決めつけてしまうのでこのアプリは非常に優秀です。
消毒液もあちこちに設置されるようになりました。
当初はただのスプレーが設置されてましたが、手を触れずに噴射できるような足で踏むタイプが増えています。まれに電気式でセンサーで噴射するものがありますが、タイならではの壊れるという事態が多いです。
コロナ禍の会社訪問の変化
会社訪問にいたっては、事前確認が非常に重要です。
感染者が発生した会社の人が、ある会社に訪問して面会者がいたとなると大騒ぎになります。
こうなってしまうと相手の会社先は場合によっては操業停止命令がでる場合もあります。会社同士としてはとんでもない迷惑をかけてしまうことになります。
例えば、「自分は昨日PCR検査を受けてます」とか「自分は2回ワクチン接種済の者です」ということを言う人もいますが、会社によって考え方が異なります。それでも大いに感染する可能性がある限りそれは関係ないとされるでしょう。
訪問が問題ない会社であれば訪問することができます。訪問することが確認できてからであれば「自分はPCR検査を最近うけました」「ワクチン接種を2回済ましてます」というのは相手先にも安心をあたえます。
当然ですが、訪問ダメと言っている会社にPCR検査をしたのに何故ダメなんだとかワクチン接種してるんですよは関係ないのでその場合はリモート会議などを依頼しましょう。
実際に訪問すると、まず最初の守衛室でこの体温検査や消毒を実施します。タイ人の場合ですと車から降りて記帳などもしますが日本人の場合は車にのったまま守衛の方が体温検査や消毒スプレーを持ってきてくれます。
リモート会議が増えた
不要不急の外出は自粛しましょうということでリモート会議が推進されています。世間一般では非常に仕事の効率が良くなったと言われてます。
しかし、このリモート会議。あまりにも会議が多い人にとっては会議が増えてしまったので参加するにもできないことも多いです。さらにWeb会議のせいか気軽に会議室から出入りする人が多く見受けられます。
会議本来の姿は大きな課題にむけて重要参加者の意見をまとめて改善につなげることですがその参加者たちがいなくなるケースもあります。集中して会議に取り組みたいのですがコロナ禍ならではの風潮もでてきました。
コロナ禍の営業の意見
一般の生活も変化があります。それは食事。
タイでは市場で食事を買って帰る習慣が多いのですが、この市場も人が集まる危ない場所です。しかも衛生面も市場は気になるところです。
そのため人々はデリバリーサービスを利用するようになりました。タイではFOOD PANDA、LINE MANといった食品配達業があり街の拠点あちこちで見かけます。メニュー豊富でかつ、アプリで今何をしているかも把握できるので非常に便利です。さらにプロモーションもまめにやっているのでお買い得感をもって利用者の満足度も高いのです。
尚、このデリバリーサービスは仕事をする人にもうけています。コロナ禍で退職する人も増えてますがこのデリバリーサービスはすぐ仕事ができてお金もすぐ貰える仕組みです。タイ人にとっては非常にうってつけの仕事です。ただ便利なアプリには配達者の対応は良かったか?という質問項目もありますので仕事内容が雑だとすぐに指摘されます。
このように、生活・仕事はコロナによって大きな変化をとげました。この変化により営業職をやっている方々からはこのような意見を聞きます。
訪問して顔を見ながらの話合いが無くなったことにより本当に困っていることがどんどん蓄積されています。
実際にお会いすることで話せることは多いですよね。テレビモニター越しのリモート会議では無理があるでしょう。電話でもなかなかきりだせない困っていることがどんどん蓄積されているそうです。そしてこれらの問題は実際の現場で発生してしまうことが増えています。
営業の方だけが困ることではないですね。これは仕事全体に波及していることでしょう。なかなか会議主体の仕事の人と、現場主体の仕事の人では意見が異なるようです。
この会議では問題なく、改善されて世の中良くなったという人もいますが実際の現場はこう困っているんですよという意見もあります。まさに今の時代ITが成功例のように右肩のぼりですがこの先どうなるかはわかりません。なんだかんだITも相手は人間です。気軽に問題を放置していれば客は逃げていきます。このあたりの問題がこの先どのように変化を遂げるのか注目です。
それではサワディーカポン。
タイの入店システム”Thaichana”とは やったほうが良い理由