もとは日本から出張できましたが、運命のいたずらで現地の日本人になりました。現地採用からすればブラック企業とおもい、企業側からすれば現地採用は信用できないと…。両者ともに不満がぶつかってますが、現地採用側の人間としての雑記記事です。
タイ出張から退職しました!
もともと海外生活は何もあこがれてもおらず、ただ仕事で初めて海外に行きました。会社の作業着でそのまま空港へ。何も準備せず、会社もなにも助言もせずタイにきてしまいました。
過酷な労働時間は日本でも法律はろくに守りはしないのでしょうけど、海外だとなおさら誰も守りません。ましてや会社の同僚でさえも責任のなすりつけあいとなります。ここでは細かいことははぶきます。今からでも思うのは退職して本当に良かったと思います。
ブラック企業だったの?
はい、ブラックです。
タイ現地に住み、不思議な日系ローカル企業を転々?
日本の会社を退職しましたが、この時すでに国際結婚をしていました。会社はそれを理由に帰国しなくていいよとそのままタイで退職をしましたが、1か月後にはやはり日本で手続きが必要とのことで自腹で往復のチケットを買いました。
挙句の果てに、日本へ一時帰国したにもかかわらず人事担当者が私のタイへの帰国1日前まで長期休暇をとってました。
会社の辞令で海外来たので請求できるのでは?
私の場合はあきらめてました、
皆さんはちゃんと請求しましょう。
その後は、日本に住んだ時期もありましたが結局年齢的にも転職は難しく、せっかくタイ語を少しは覚えたのでこれをいかしてタイで仕事をすることに決めます。
日系ローカル企業とは何ですか?
日本人が運営している会社だけど実際やっているのはタイ人の会社。なのでまったく日系らしいところはないので働き方は難しいです。
きをつけよう!タイで働く危ないこと!
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海外で働くことは日本の仕事のしかたとは全く違います。なので日本と同じ仕事のしかたをすれば本社の人間のうけは良いですがまちがいなくローカルスタッフともめます。このようなトラブルが発生して、おかしな対応をされるなら間違いなく将来その会社にいても意味がないので転職しましょう。
タイ現地採用の給料は?一応技術系です
基本、タイの場合の日本人は5万THB以上の給料を最低ラインとされています。これでないと労働許可証はおりませんというか労働法違反です。ここはタイなので外人でも必要とされる特殊な仕事という意味で仕事が許されています。
ここからさらに技術系なので少し色がつきますが、たいした金額でもありません。
相場的には5~7万THBといったところですが、技術系であれば10万THB以上を要求して面接するのも手です。
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タイ現地採用の待遇と退職金は?
通常の会社であれば、労働許可証(ワークパミット)とビジネスビザを取得してから働くのですが、大抵は仕事をしながら手続きをすることになります。タイの会社では日本人ということで、会社から車を支給する場合もあります。ただし、タイに住んでいるのに車も無いというのは採用前にデメリットにもなります。他には会社で保険に加入してくれます。この保険には上限がありますが年にいくらという内容で病院にいっても会社が負担してくれます。この場合は診断書と領収書を必ずもらいましょう。
それとタイの会社は大きな食堂(キャンティーン)がよくあります。会社で食事を負担する場合もあります。
タイには退職金制度といってはなんですが、プロビデファンドがあります。これは申請してからですが、加入すると会社の決めた割合(2~15%)で従業員と会社が半分ずつだしあった金額が積み立てられます。定年退職だけではなく、自己都合・会社都合による中途退職もすべて含み支払われます。これがあるのと無いのはかなりの差がありますので注意しましょう。それと自分から申請しないと加入はしてくれませんので申請も忘れずに。
何度も転職したんじゃ、このプロビデファンドは何度ももらったの?
今の会社しかプロビデファンドには入ったことありません。前の会社にはプロビデファンドあったにも関わらず対応してくれませんでした。まぁ辞めて良かったです。
タイ現地採用のタイ語能力!英語能力は?
日常会話程度の語学力ですが、実際の現場の仕事では問題ないです。英語も中学レベルではっきりいって十分です。タイのひとたちも余程の専門職でもない限りただしい英語なんかつかってません。
仕事場ではタイ語がメインです。英語とタイ語では当然ですがタイ語のほうが断然伝わります。
タイ現地採用のビザはなに?
私の場合は国際結婚してますので、もし仕事をしていない場合は家族ビザのO-VISAでタイに住むことができます。しかし、必要な書類や審査がかなりありますし必要な銀行貯金金額【400,000THB以上】もあります。
入社後はビジネスビザに切り替えてもらう必要があります。O-VISAでも良いという話もありますが、実際は仕事をしている人はビジネスビザのB-VISAに切り替えることを推進しています。労働許可証のワークパミットとの兼ね合いからもB-VISAのほうが良いでしょう。これを嫌がられるのははっきりいって怠け者の会社でメンドクサイだけです。
ビザは海外に住むいじょうとても重要なもの。このへんは本人がしっかり主張しないとひどい目にあなたがあいます。
ビザが無くなるとどうなるの?
会社を退職したときが対象ですが、一旦タイ国をでないといけません。あらためて日本で家族ビザをとりなおしが正統派。しかし他にもいろんあ方法はあるようですがググってみてください。
帰国しないといけないなんて…大変だ。
タイ現地採用の保険は何にはいっているの?
さきほども述べましたが、病院に行くときは会社の保険で受けられます。年間の上限金額がありますが金額内であれば自己負担は少なくすみます。家族もこれが使用できますので本当に有難いですね。
それでも、大きな病気にかかると簡単に上限金額は超えてしまうので心配なかたは民間の保険にはいるのがおすすめです。
車の保険は日本と同じかな。
似てますね。しかし微妙に違います。
ひどいのは人が死んでも100万円ぐらいしかおりないのが
特徴です。
タイの人たちはちゃんと加入してるの?
低所得者な人たちははいってないそうです。なので事故しても逃げられたり、外人相手だと言葉がわからないのでごまかしたりとか。一番いいのは事故しないように安全運転に徹することです。
まとめ 現地採用は大変?
なんか若い人は行かないほうがいいみたいだね。
現地採用はここ数年でまともな人が増えているそうです。
その前まではバックパッカーがタイを気に入ってのそのまま仕事を探すような時代背景があったようなのでその名残があるみたいですね。
じゃあおすすめではあるの?
基本はやりがいのある仕事です。世界を舞台に仕事する日本人として東南アジアは最初の練習として若い人には頑張ってほしいです。
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