筆者はタイに住む国際結婚です。コロナの影響で家にいることが多いので畑をつくりました。一般的にこうしたら畑できるよってことを実践レポートします。
タイの土壌は日本比較でパサパサ
タイの土壌はあまり良くありません。日照りの強い東南アジアですから致し方ありません。
さらにここでは住宅地の自宅の庭での畑づくりです。
まずは場所えらび
タイで購入したスイカの種から育成
(撮影時は種まきから約1か月半)
場所ですが、日当たりの良い場所が良いそうです。タイってどこでも日当たりいいので。。。まぁ空いてる場所でいいと思います。
我が家の場合は最初家購入時は全面芝生だったのですが、あっさり枯れてしまい雑草に困っていた場所を耕しました。
土を何度も掘り起こす
タイで購入した枝豆の種から育成
(すいかと同じく1か月半)
すいか比較ですがなかなか育ちが難しいようです。少ししか芽が出ません。
場所を決めたら畑を耕します。スコップなどなんでもよいのでひたすら掘り起こします。
タイの土壌は固く、パサパサしてます。まず最初の段階でこんなところから食べ物できるのか不安になります。
肥料として、食べ物のカス(乾燥させたものなど)や酸っぱくなった果物などもおりまぜてひたすら掘り起こします。
- タイの安価な肥料(化学肥料。。。もう土壌が悪いので致し方ありません。)
- 野菜や果物などのカスをまぜる
- バーベキューに使用した炭のカス
- プランターに入っていた黒い土
- 伸びた木やマンゴーの枝葉っぱを乾燥させて粉々にしたもの
- 写真に赤いものがあります、これ唐辛子ですが虫よけにいれてます。
このようなものを何度も攪拌して土壌をふっかふかにしました。
余談ですが、分譲住宅の土壌なので掘っているあいだに小さめのゴミもでてきました。固いのでそんなに50CMも掘ってないと思いますがあまり掘るとショックなものもでてきそうです。
20から30CMほど掘り起こせば十分です。
土壌が最初はパサパサでしたが、徐々にみずみすしさがでてきました。もちもち感があればもう種を植えましょう。
(ここまでに2週間は土壌づくりに励みました)
土壌が軟らかくできたのがポイントのようです。
大きく育ってきたら場所移動もしましょう。
最初は化学肥料も使ってみる
タイで10THB(約38円)の化学肥料。
園芸品売り場でどこでも売っている。
見た目的にも何か嫌ですが。。。
あまり気が進まないですが、農家の妻がすすめるので使用します。これが無いとまず育たないかもしれませんしこれがあっても厳しいかもしれません。
プランターでトマトを育てる
この緑の葉っぱ小さいですがトマト。
雑草かと思いました。。。
このトマトはミニトマトをつぶしたもの。妻が食用にソムタムの食材として買ってきたプチトマトをただ手でつぶしたものです。
けっこう簡単にできるということです。
大きくなれば畑に移し替えます。
日本のネギも挑戦
日本のダイソーで買ったネギの種。
(3年前購入のものなので大丈夫かどうか)
他にも畑用の土も売っている
今回は無理に売っている土は購入してません。
いろいろ試した結果無理があればその販売されている畑用の土も試してみます。
庭先で既にマンゴーは収穫済
タイの住宅地では庭先にマンゴーや
パパイヤを植えている家庭は多い
タイの一般的な住宅地は分譲的に建てているものが多いです。残念ながらコンドミニマムなどをご購入している日本の方は庭先でプランターで育てることになりますが、自分の名義で購入できるのがいいところです。タイは外人名義では土地購入はできませんのでタイ人奥様名義の家です。
何かあれば追い出されてしまいますので注意が必要です。
さて話は戻りますがマンゴーの木を育てて3,4年たちますが随分大きくなりました。最初植えた頃は全然育ちが悪く安物だったのであきらめてました。苗木は300バーツ(約1,000円ほど)だったのでしょうがないかと思ってた3年目に実がどんどん育ちました。
見た目は悪かったのですが、全然美味しいマンゴーでした。3年目ぐらいでたくさんなりました。
天敵はネコと鳥
何か良い香りがするとすぐに来ます。もうそろそろ大きくなればロープを張って防除網がわりにしたいと思います。
ちなみに庭先に大きなツボの中に魚を飼ってましたが、いつのまにか鳥がやってきて長いくちばしで全部食べられてしまいました。
それではサワディーカポン。