いつの時代も成長したい、という願望は大きいものです。
そしてかつ、あやしい雰囲気をかもしだすのもおおくあります。
約20年以上前に筆者が経験したセミナーをご紹介しつつご参考ください。
基本は成長したい
現在の自分に納得していない、悩んでいる、成長したい。
いつの時代もこのような悩みはつきません。
特に会社勤めのかたは、会社からこのようなセミナーへ参加することを義務づけられることも多いでしょう。
参加への不安
はっきり申し上げますと、宗教団体の勧誘のようです。
精神論や、一緒にセミナー行こうとか。
毎日トイレ掃除を始めたり、変な人になってしまったのか?と思われがちです。
このように思われてしまう内容も見ていきましょう。
基本の流れ
- セミナーの講師陣と、受講者に分かれます。
- 質疑応答を簡単に行います
- このような大人になったのは?過去を振り返ります
- 実践で確認
- 固定概念について考える
- 一番の難関テスト
- 最後のどっきり
- 次のステージへ
このような流れで2泊3日でした。
これではまだ良くわかりませんね。
日常指摘してくれないことを指摘する
これならわかりますか?
私たちは集団生活をしています。
ひきこもりでも、誰かがその人へのパイプラインになっているので入ります。
みな、頭で思っていることを全ては言いません。
「本当ならこうしたほうが良いのに」
「え?なんでこの人こうなの?」
「私ならこうだけど、人は人だからな」
いろんな考えや経験からあなたは何も言いません。
指摘の仕方は力強く
長年培った固定概念はそう簡単には変わりません。
または納得してないのに
「わかりました、すみませんでした」
という人もいるでしょう。
徹底的にあなたに問いかけられます。
中途半端な考えなら、大人数参加しているセミナーであなたがターゲットになるでしょう。
素直な人ほど学びは多い
強い偏見や、負の考えを持っている人ほどこれら人材育成セミナーでは辛い思いをするでしょう。
あなたの考えを全面否定されますので。
悪いわけではありませんが、ここでセミナーを辞めて帰る人もいます。
喧嘩して、勤務先をやめる人もいます。
しかし、ここでわかることがあります。
プラス思考で生きるのとマイナス思考で生きるのはどっちが楽しいか。
- 前向きに何事も考える
- 物事は常に表裏あるので、良い表のほうから考える
- 何事も真剣にやると面白い
- 笑顔の人には幸せが集まる
- 何に向かっているのか明確にする
負のエネルギーを発する人には、同じ負のエネルギーを持つ人が集まる
このセミナーに負の感情を持つ場合は、参加しないほうが良いです。
金の無駄です。
あなた自身も変わりたいと思ってません。
生物学的にも、人間の脳は変化を恐れます。
太古の時代に、幾度もの生命の危機を経験してきた遺伝子に関係するともいわれてます。
何か新しいことをする行為は危険行為として脳にうめこまれてます。
知らないものを食べると死ぬかもしれない、新しい土地にいくと強い他生物に食われてしまうかもしれない。
これらの考えは生命体として普通の考えなのでしかたないようです。
ただ、この考えは前向きな人は聞きたくない話なのであなたには近づかないです。
セミナーで大変なこと
何が大変かというと、喜怒哀楽を何度もおこないます。
このようなことは、日頃仕事で実践しません。
むしろ日常生活で自然体で発生するものです。
人前で、しかもよくも知らない他人同士でこのようなことをするので大変です。
このあたりは宗教のように思われてしまうのかもしれません。
このようなことをするのは、人の潜在意識を呼び出すための行為に近いとされます。
しかし、実際は完全にはきずくことはできません。
あくまでもきづいている意識は顕在意識です。
顕在意識は人の意識の全体のたった3%程度しかないといわれてます。
文献によってバラバラですが、ひどい場合は1/80,000というものもあります。
このようなことからも潜在意識というものは非常に厄介です。
これらを呼び出そうというので、我々は反発したり、反感をもつと考えられます。
1番の難関テスト
これは、教えてしまうとあなたが損しますので控えておきます。
前述もしてあるとおり、基本は素直であることが重要です。
私たちは、年齢を重ねてくることでなにかを忘れてしまいました。
子供のころはそんなことなかったのです。
誰もが生まれたときは真っ白な考えでしたが
経験や教えからあなたはいろんな決断をして生きてきました。
一番記憶に古いころのあなた。
そのときのあなただったら、まずどう考えるのでしょうか?
素直な気持ちが大切です。
最後のドッキリ
感動は行動を与えるといいます。
セミナーの最後に印象をあたえるイベントです。
まとめ
次のステージと書いてありましたが、最初のセミナーは会社が負担してくれました。
次のステージは自己負担でした。
20代のころには痛い出費でした。
更に次のステージも自己負担でした。
この辺の費用も、周りから悪い印象をもたれるところかと思います。
私はこのセミナー関係で約100万円近くの投資をしたと思います。
その価値があったかどうかは本人のみがわかります。
このおかげで得た収益はいくらか?それは全くわかりません。
最近は副業ブームで、これにいくら投資したからいくら儲かった。
こんな話が多くありますが、結局は幸せはどこにあるかです。
お金がたくさんあっても、不幸な人はたくさんいます。
タイは日本と比べたらお金で比べると間違いなく貧しい国です。
しかし確実にいえることは日本より幸せを感じている人がたくさんいます。
皆さまが何を幸せに思えるか?このことを考えるきっかけになれば幸いです。