そもそも日本の行事には過去なかったハロウイン。1990年後半に東京ディズニーランドでイベントを開催することをきっかけにお菓子業界が商戦として取り入れることになりました。日本では仮装イベントとして東京の繁華街で人々が衣装をまとって街にくりだす風習にまでなりました。
ハロウインの始まり
かぼちゃをくくりぬいたのがジャック・オー・ランタン
ハロウインは毎年10月31日に行われる古代ケルト人が起源とされている行事です。本来の宗教的意味合いはまったくなくなっており、かぼちゃをくくりぬいた
「ジャック・オー・ランタン」
をつくって飾る。魔女やお化けに仮装して近所の家を訪問してお菓子をもらう。
もともとこのケルト人の1年の終わりの日であり、死者の霊が家族を訪ねてくると言われてました。時期を同じくして出てくる精霊や魔女から身を守るために仮面をかぶって焚火を焚いていたといわれてます。
ハロウインのルールとは
この行事にはある程度のお決まりがあるようです。
タイの水かけ祭りも似たところが
4月の中旬に開催されるお祭です。タイ全土的に開催されるこのお祭はタイのどの道を走っていても道中のいたるところで水をかけようと人々が待ちかねています。
これも暗黙のルールがあって、一応きをつかいながら皆さんやっています。本当に水をかけられたくない人かどうかを一応皆さん確認しているようです。ところが少しぐらいいいかな程度では思いっきり水をかけられますし、泥も塗られてしまいます。
しかし、やる気満々な人々もいます。街中をワイドな水鉄砲を用意し大型水タンクを車の荷台にのせたタイならではのピックアップ車でガンガンに音楽をかけながらさまよう車たち。これはいたるところに構えている水をかける人々を逆襲する車たちです。
タイ人のニックネーム
さらにこの悪霊に対してのお祭なんですが、タイでも似たようなものがあります。それはタイ人のほとんどの人にニックネームがあることです。
これらのことを見ていくと、ハロウインは日本でまだ20年程度の歴史です。ではこのお祭を本当に楽しんで日本に浸透しているのかといえば、約8割の人が関心がない・好ましくないと思っているそうです。
幼少時代を過ごしたこどもたちが将来大人になった時代ではどのようなハロウイン祭に変わっていくのでしょうね。今現在はあまり意味をもたない行事とのことですが、良き意味あいをもったお祭として夢のある思い出になっていただければと願います。