タイのコロナ感染状況は深刻です。毎日記録更新を続ける感染者数はもうそろそろ1日で2万人超えの勢いです。ここでは現地の生の情報をお伝えします。ニュースにはないことを中心に語ります。
タイのSNSで親がコロナ感染で死亡 残される子供たち
ワクチン接種を受けるとこのように登録される
日本のニュースでもタイのコロナ感染者数が毎日増加していることが報道されています。実際にバンコク以外の地域でも深刻な話ばかりです。タイではFACEBOOKでの情報が非常にまだ多く申告なコロナ感染者の内容。
家族皆コロナ感染してしまったものの病棟不足でまだ何もできない合間に両親は死亡。残された子供たちはいったい今後どうしたらいいのか。
感染の疑いがありPCR検査を待つ人々。お寺で待機するもののいつになったら受けられるのか。夜中になってもお寺で皆寝泊まり状態。
タイの保健省は、治療のために故郷の州に戻りたいCovid-19患者は、専用の輸送サービスを無料で利用できると述べています。患者は国家保健安全保障局に連絡するべきであると言い、このサービスは軽度の症状のある人だけを対象としてます。
会社関係から発生するクラスター経由または家族から拡散
タイでは会社への出社で大型バスや会社のバンなどで送迎する仕組みが多くあります。これらに感染疑惑の対象者が一緒に乗車していたとなると全員が隔離対象になります。会社の同じ班や課で非常に近い場所の人が感染疑惑があるとやはり協議のうえ自宅隔離となります。
このような形で会社でのクラスター発生が各社でおこっています。しかしこれらはどちらかというとあまりオープンな情報にはならず企業イメージのダウンや管理の悪さを疑われるためほとんどが他には知られない状態になってます。これもまたコロナ感染拡大の悪影響にも繋がります。
そしてこの情報の遅れにより、感染した人々が帰宅することで家庭内感染に影響します。
しかし家庭内感染は何も会社や勤め先だけでなく親戚や近所の人々の自宅訪問でも広がっています。仲良くなりやすいタイの人々はコロナの今の状況でもとくに年配者は気軽に訪問しがちです。これも歯止めがかからない状況です。ただでさえ拡散力の高いデルタ株にくわえて人との交流を抑えることが必要です。
タイはワクチン接種の遅れから 日本大使館からのお知らせ
タイは世界的にもワクチン接種の遅れが目立ちます。このため地元のタイの人々もワクチン接種を希望しても全然予約したもののいつ打つのか明確になってません。
前回医療関係者に中国製のシノバックスワクチン接種2回済ましたものの感染拡大が発生。これらのことから急遽ファイザー製のワクチンを取り寄せる動きがあります。さらに人々も中国製ワクチンを拒否する傾向にあったのですがタイ政府の方針は一回目の接種はシノバックス、二回目の接種をアストラゼネカとしました。これも非常に人々の反感をかっています。
日本人につきましては仕事をしている関係者であれば団体機関からのワクチン接種の案内が7月きておりました。さらに現在は日本大使館からのお知らせでもあるとおり日本人向けにワクチン接種の案内を開始してます。
タイでの日本人専用の受付となり最初は60歳以上を対象としております。それ以外の年齢の場合はこの高齢者対象の進み具合状況により受付開始となりますので日々この情報を確認されることをおすすめします。
ワクチンはアストラゼネカ製で無料
これらのサイトにも記載がありますがワクチン接種は任意です。自分でコロナ保険に加入するなど対策をとりましょう。
まとめ
海外に住む日本人は自分で自分の身を守るが鉄則です。積極的に情報収集しましょう。異国の地の政府があなたを守るということは期待しないべきでしょう。タイにおかれては日本のみなさまのおかげで非常に恵まれていると思います。是非この機会に受けられるといいですね。
それではサワディーカポン。