当ブログにお越しいただきありがとうございます。今回第4話ではアジアの病院について移住を考えているなら知っておくべきことをお伝えします。この内容はネットで検索してもなかなかでてこない内容だと思います、在住で酷いめにあったからこそお伝えしたい。同じような目に合う人が減ることを望みます。
義父の私立病院請求金額200,000バーツ
まず日系企業で仕事でタイに来たかた、具合が悪くなり病院に行った人ならご存じですが結構な金額します。簡単な入院でたいしたことしなくても2,3日入院で4,5万バーツかかります。今のレートだと20万円もかかってます。
皆さんは会社で海外医療保険に加入していたり、または日本の健康保険が使用できますので特に心配はありません。しっかり領収書と診断書を英文のものでもらうようにしましょう。
今回の義父は妻の父ですし、同居もしてませんので会社はサポートできません。個人で保険に加入するしかありません。しかし既に若い頃からお酒の飲みすぎで大抵のタイ人男性は内臓系ボロボロです。保険対象になれるかどうか難しいと思われます。
20万バーツというと日本円80万円なのでとても気軽に支払える金額ではありません。
私立病院の入院は私もタイにきて最初の頃に仕事で身体をこわし入院したのでさっさと退院しました。おそろしい請求金額がくるのを知っていましたから。
義父母は遠方の田舎に住んでいるのですが、ここ数年よく入院を繰り返してました。今回はいつも国立病院で診てもらってたのですがたまには私立で見てもらったら?という話からいきなりこんな金額請求がきたのです、事前に金額考えてから受けるもんですが。。。
切開手術もして退院し、もとの国立病院に戻ってきたのですがその後全く良くなる兆しはありませんでした。
この入院前には祈祷師によるお祓いもやった
ここ数年で何度も入院、母のほうも元気だったのに稀に目まいがするとかで転倒し頭をうって入院を繰り返しました。
「何かお祓いをしないとダメなのでは?」
そんな話になりました。
タイの田舎で、貧乏な農家の村ですがこの10年ぐらいでけっこうまわりの家から羨ましく思われる家族でした。
妹は学力優秀で国の補助金を貰い、毎月報告書は提出しないといけないのですがそれでも良い成績をキープしてました。さらに姉(私の妻)は日本人男性と結婚。農家の家で男の子がいなかったものの誰もが羨むような人生に激変。毎日のように何かあれば金貸してくれの話に誰かがくるようです。
このため人の恨みをかってるかもしれない、お祓いをすることになりました。
結局いくら費用をかけたのかわかりません、なんせ入院とかで毎月5~10万バーツ近く援助してました。もちろん給料以上の支払いなのでどんどん貯金が減ります。
最後は毎日酸素ボンベの生活
義父は入退院を繰り返し、祈祷師によるお祓い、最後の頼みの私立病院での手術。それでも良い結果にはなりませんでした。退院して自宅療養になったのですが毎日酸素ボンベ。これも結構な費用。
日本から仕事に来る皆さんはほとんどが都市部の私立病院での治療だと思います。しかしあまり体調が良くならない場合は日本帰国を検討するべきです。医療技術はニュースにおいては日本とほぼ変わらないと聞きますがそうは見えません。
病院のお医者様は国立病院ではそのほとんどが若手のお医者さんが見ます。ベテランのお医者さんが見てくれるというのはめったにありませんでした。あるとすればそのお医者さんが自分で経営しているクリニックになります。国立病院で働きつつ定時になれば自分の病院で働く。この仕組みがほとんどです。よく感じるのは日本の病院のお医者さんたちは本当に人のために頑張る人が多いのですがタイではビジネス感を強く感じます。
過去中国に長期出張していた先輩がいましたが、長年虫歯を治療できず会社に一時帰国を要求してました。中国でうけないのはやはり中身がひどいからでしょう。私もタイで虫歯を我慢できずに治療しましたが、私の場合は「ただ抜く」にしました。変につめものつめても、何か嫌なことになりそうだからです。
もしあなたが本当に具合が悪いなら一時帰国をおすすめします。なんだかんだで日本の医療安心信頼できます。
海外移住する条件として、「移住者本人が健康であること」これ絶対条件です。
次回予告:タイ土地の売買問題には関わるなのお話です。
それではサワディーカポン。