当ブログにお越しいただきありがとうございます。ここまで反響いただきまさかの第3話です。予告どおり義妹学力優秀で先生になったの話です。
学力優秀で中学生から国の補助金をもらう
学力優秀で最初に出会ったときは中学生。早々にオネダリがあったが欲しいのはパソコン。なんでも勉強に使うとかでそのあともプリンターを買って報告書の作成をしてました。購入後も大切にしてくれたらしくかなり長い期間使用してました。
高校生になったときは遠いのでバイクが欲しいと。
アホな私はそれも買ってあげました。
将来につながればと思ってましたが今は学校の先生です。大学生になったときも先生になるための大学にいってます。この大学の資金も国の援助をもらうために学力優秀をキープしてました。本当に一生懸命な子なのか、もともと優秀なのか分かりません。少なくとも姉の妻はそんなに賢くないです。
今学校の先生なのですが、先生の資格を取った年はコロナ禍でした。コロナの影響で試験が限られたり実際に大学卒業後は仮免許的な位置で学校で働いてました。家から遠くの学校に行っていたのでアパートを借りないといけないとか給料が支払われないとかで結構援助しました。
国の補助はそんなに融通はきかず、かなり遅いタイミングの支払いなので結局私のほうで支払うことがよくありました。
義父母入院と就職支援が重なる
この学校の試験とか就職の際にいろいろ出費があったのですがこの当時も義父母は入退院を繰り返してました。よくわかりませんが義父は田んぼに行く途中に車にはねられたのですが運転手が年配者の貧乏な人だったので支払いはこちらになったことまでありました。なんでやねん。
田舎なので一旦群の大きな病院まで車(有料)で行きます。大抵設備不足で市の中心街の国立病院まで搬送されます。救急車で移動するのですが、後を追って親戚一同もお見舞いについてきます。ついてきている期間の食事はこちら支払いです。
この辺りの感覚は謎ですが、娘の旦那が日本人だから金はいくらでもあると村一丸となって勘違いしてます。
ちなみにこの村には本当の金持ち日本人が豪邸を建てています、その人は日系企業のKUBO●Aの出向者でかなりの役員さんのようです。タイ人奥様はバツ4という噂で転々と金持ちな男性に交代してきたそうです。見たことあるのですが全然美人ではありませんでした。
すごい田舎に豪邸を建てたので周囲は893まがいのボディーガードが警備をしていました。
こんな日本人がタイのとんでもない田舎ですぐ近所に住んでいたので私も同じ金持ちと勘違いするのは当然かもしれませんがいい迷惑でした。
結局こんな田舎に住む義父母が入退院を繰り返すと移動費用だけでもとんでもない負担になります。
そこに義妹の就職支援もかさなってとんでもない出費が延々と続きました。
なんだかんだでなんとか無事大学卒業の写真は…
そんなこんなでコロナ禍の大変な時期に無事大学を卒業した義妹。たまたまSNSでみつけた写真に卒業式の写真を見てしまいました。
そこに映っていたのは義父と義母。3人でニコニコしながら義妹はアメリカの大学卒業式と同じように大きな帽子とマントをきていました。大変な時期も支援した妻はそこにはいませんでした。
あまりにもきつい生活でしたので私はかなり妻に厳しいことを言ってきましたが、少し悲しい気持ちになりました。
高卒の妻は、卒業してすぐ田舎をでて都会のバンコク方面に働きに行き、毎月少しづつ仕送りをしてきました。
私と結婚するまでは普通の人生を歩んできたのです。親戚も特に妻には全然関心もなく知らない人ばかりでしたが日本人と結婚したと噂が広まった当時はたくさんの人が家に押し寄せたそうです。誰も私のことなんて興味ないのにとよく言ってました。
その話の意味がすごく伝わってしまった写真を見て私はすごく悲しい気持ちになったのです。
義妹は学生時代にバンコクに研修で近くに来たときに合流して久しぶりにあったのですが、他の友達たちが一緒のバスに帰ってきてもう帰るんじゃないのというタイミングで何か違和感がありました。妻があーこれねと言ってお金を渡しました。
「ありがとう!」そう言うと足早にバスに帰っていったのを覚えてます。
金は本当に魔物
このような事があったのですが、お金は人の心をもてあそびます。
特に幼い頃に、結構な金額のものを簡単に与えたのがこんな事になってしまったのかとも後悔します。そこにコロナもあったので致し方ないかもしれません。
更にタイで学校の先生になると村では立派な子を育てたとかなり親は自慢の子になります。公務員だと将来心配なしだからです。家を建てるとき、車を買うとき国からお金を借りることができます。さらに高齢になったときの年金が全然違います。一般は月600バーツ、1週間もたないでしょう。ところが公務員だとタイなら十分生活できる額と聞きます。
かなり無難な路線を選んだところもありますが、おかしなところもあります。
就職そうそうに車を購入しました。しかし学校の先生の給料は一般の会社並みですので毎月の支払いが相当大変です。まさに一か月給料の50%以上がローンになります。そこにガソリン代や維持費がかかるので若くそうそうに車は買えません。普通に誰かしらの援助をもらうしかないです。
賢いはずなのに社会のことはまだ初心者なのか、相談できる人が誰もいないのか。いざとなれば姉が助けてくれるの思考回路で生きてきたからか。
このため、
就職すればやっと親離れするかー!と思いきや全然サポートが終了しないのでした。
つまり、勉強ができるのと社会にでて学ぶことは全然別ということですね。
東南アジアの家族の絆って相当なんです、自分がお金無くなってでも家族のためにお金を送金。
稼ぎ頭の生活がおかしくなったら収入なくなったり減るってことが分からないんですよね。
次回予告、義父の私立病院からの請求200,000バーツ
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それではサワディーカポン。