ドリアンの旬は4月のソンクラン後から市場にでまわってくる5月から9月です。
原産地は東南アジアのマレー半島。ビタミンB1が豊富で、果物の王様と呼ばれている。何故ドリアンはこんなにも匂いがひどいのか?それでいて果物の王様?王女?と呼ばれるのかを解説します。
ドリアンの栄養について
おもな栄養成分(可食部100g中)
カリウム | 510mg |
マグネシウム | 27mg |
リン | 36mg |
銅 | 1.9mg |
葉酸 | 150mg |
ナイアシン | 1.4mg |
チアミン(B1) | 0.33g |
リボフラビン(B2) | 0.20mg |
ビタミンB6 | 0.25mg |
ビタミンC | 31mg |
ドリアンの匂いの訳
甘い香りとともに、玉ねぎの腐敗臭またはガスのような強烈な匂いを放つ。ドリアンの香り成分として分かっているだけでも、エステル、アルコール、アルデヒドに属する26種類の揮発成分、および8種類の硫黄化合物が存在する。強烈な臭いの元は臭い成分の一つ硫黄化合物プロパンチオールC3H7SHが核となり、その他さまざまな臭い成分が複雑に絡み合い作り出されている。
ドリアンと飲酒は危険な食べ合わせはデマ?
ドリアンの果実は臭いが強烈なため、飛行機内への持込みが禁止されている。公共の建物やホテルも、持ち込み禁止にしている所が多い。
その強烈な臭いが「生ゴミ」と例えられることもある。
近年タイではMon Thong(モントーン)という臭いを抑えた改良品種が作られ流通している。
東南アジアではドリアンを食べるとき飲酒すると死に繋がると信じられている。古くは18世紀に書かれた文献にも登場する。腹内での異常発酵によるガス説、または高カロリーのドリアンとアルコールによる急激な高血糖説など様々な俗説がある。これまでにドリアンと飲酒による因果関係が証明された死亡事故は報告されていない。医学的な調査もされているが、食べ合わせにより死亡に繋がる要素は発見されておらず、ドリアンとアルコールの食べ合わせ説は迷信とされている。ネズミを使った実験では死亡例がなかったという報告がある。
参考文献:Wikipedia
ドリアンは果物の王様の由来
はっきりとした由来こそないものの、昔”王様の果物”と呼ばれていたものが、いつの日か”果物の王様”に変わった説。
ドリアンが栄養豊富で他にない味わいのため王様がよく食べていたのでしょうか。
他の説によると、口に入れたときの濃厚な味と、まったりとした食感が、果物の王様にあたいするとのことです。あの匂いと値段で、庶民の物ではないぞと主張している部分が、王様っぽいのかというところもあります。庶民にはなかなか頻繁に食べられるものではないですね。
文献によっては、果物の王様はマンゴーで、女王はマンゴスチン。ドリアンは悪魔の果物とされているものもあります。いずれにしても、どれもタイで食べられる果物ですね。
タイの価格相場は?
その地域や、その時期の取れ高にもよると思いますが以下の感じです。
タイ現地でのドリアン㎏価格
100THB以下のもの | 訳あり品?安いのはおすすめしません。 |
110~150THB |
一般相場価格おすすめです |
160THB以上のもの | 百貨店価格、美味しくないなら外れもいいとこ |
100THB以下のものは屋台などで売っているものでしょう、安すぎなので外れ覚悟でご購入ください。食べるだけ食べてみたくても、繊維質だらけで美味しくないの確実です。
160THB以上のものは百貨店価格です。この価格で美味しくなかったら外れもいいとこ。
一般相場は110から150THBです、この一般相場でもなかなか当たりの美味しいドリアンに巡り合うのは難しいです。日本のみなさんはめったにドリアンを食べないので美味しいドリアンを食べたことがないと思われます。
屋台では自分でえらんだドリアンを食べるところをとってくれます。㎏売りなので余計な部分も買ってるわけですが、食べられるところはけっこう少ないです。
夫婦2人ぐらいで3㎏もあれば良いと思います。我が家でもいつもそれぐらいを買ってます。いつも500THBいかないぐらいの料金です。
食べきれないぐらいの量になりますが、冷蔵庫にいれるなら匂いが移ると困るものを整理したり、ドリアンじたいをジップロックや何重にもふくろにいれておきましょう。それでも匂いがうつると思います、これも何気に面白いですね。
タイ ラヨン県でドリアン食べ放題のブッフェ!