2021年1月タイ政府は国民生活の負担を軽減する目的で「ラオチャナ」という政策を公表しました。約2か月に渡ってアプリを使用した商品の買い物を支援します。特に有名店舗での使用ではなく小さな小規模店舗での買い物に限られており弱い立場の人々を支えています。さらに電気水道代の減額対応や食事の支援で半分こプロジェクトなどもあります。
ラオチャナ対応の店舗の目印はこれ
このマークが目印でこのお店でラオチャナで支払いを告げると店主とスマホでQRコードをお互いにかざすやり取りをします。
このスマホのやり取りで商品の引き渡しが成立する非常に便利な方法です。
働いてる人は4,000バーツ。働いていない人は7,000バーツと現地の人が言っておりますが詳しくはいろいろ調査対象があるようです。各個人の状況によって異なるようです。
タイ電気水道代2か月間減額対応
1月12日タイ政府は、光熱費の減額を2か月延長しました。
すべての家庭および中小企業の水道料金も、2月と3月の請求書の合計料金の10%割引となります。
これは新型コロナで影響を受けているすべての住民の家計を軽減するための政策となっています。
タイ政府生活支援ハンブンコプロジェクト「コンラクルン」
コンラクルン(半分こ)
タイ政府の経済支援プロジェクト コンラクルン(คนละครึ่ง ハンブンコ)プロジェクト。
お店で食料品を購入または外食すると半額になります。
1人1日150バーツ限定、限度額3000バーツまで
食事の支払いをタイ政府が店に半額支援します。
支払い方法は銀行アプリを使用します。
JETROによるラオチャナの説明
タイ政府は1月19日、新たな現金給付策を閣議承認、財務省が詳細を公表。この政策は「ラオ・チャナ」(タイ語で「私たちは勝つ」の意)と呼ばれ、年末以降に新型コロナウイルスの国内感染が拡大する中、国民生活の負担を軽減することが主な目的。
財務省の公表資料によると、給付対象者は約3,110万人。1月から2月の2カ月間、1人当たり月最大3,500バーツ(約1万2,250円、1バーツ=約3.5円)を給付。政府が開設した専用サイトから登録を受け付け、給付は2月中旬から順次実施。給付金は専用口座に振り込まれ、アプリを通じて生活必需品などを扱う個人商店やコン・ラ・クルン(2020年12月16日記事参照)に登録している店舗などで使用可能。使用期限は1年5月末までの予定。
受給資格は
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給付金を受給するに当たり、政府専用サイトからの登録が必要だが、国民福祉カードの所持者や前回給付を受けた者(給付用専用口座を所持する者)については登録不要。上記以外の者については、1月29日から2月12日までの間に政府指定サイトを通じて登録し、審査を経て給付資格を得ることになります。
引用元:日本貿易振興機構JETRO