2021年4月13日の午前11時30分、疾病管理局長 保健省での記者会見 ソンクラン祭り期間中のタイにおけるCOVID-19感染の状況に関する報告 詳細は以下の通りです。
2021年4月13日ソンクラン期間中の初日965件の感染報告
国内新規感染者数956件、回復者累計28,288件、治療中6,190件、感染者累計34,575件、タイは世界で112位にランクされました。
2021年4月13日、疾病管理局は、症例の疾病調査に関するガイドラインを改訂しました。ワクチンは、2回実施する必要があります。今回の件でタイ国プラユット首相は4/30まで国家公務員は自宅で仕事ができる人はできるだけリモートワークするように推奨しています。民間企業においても極力自宅勤務の対応をお願いしています。
2021年のソンクランは対策なし
結果論にはなってしまいますが、昨年は事前対策ができてました。
事前にソンクラン期間中は各企業が大型連休を組まなかったのです。これによって里帰りする人は実家が近所の人いがいはできなかったのです。
さらにタイ国はソンクラン期間中は高速道路を無料にすることがあるのですが、何故か今回も無料対応実施してます。ソンクラン前はこれだけ拡散する前兆があったのにもかかわらず無料対応をすれば皆積極的に遠出したくなります。
ソンクラン前のクラスターがバンコクだったので各地域に広まってしまった。首都バンコクから各地域に拡散されてしまうケースが多く発生する見込みがあります。ソンクランの行事自体が里帰りをする必要があるのでなかなか積極的に故郷へ帰らないように促進することもできません。
2021年アユタヤ県内のソンクラン期間は
県内でおそらく一番人が集まるであろうアユタヤシティパークを調査しましたが人の込み具合はまったくありません。おそらくほとんどのタイの人々は帰郷しているのだと思われます。
さらに世界遺産アユタヤ遺跡のほうでは、まぁまぁの繁盛ぶりです。ということで、結局いままで我慢してきたタイの人々もいい加減我慢できなくなったのかと思われます。過去のコロナ禍では皆感染するのが怖くて外に出る人は少なかったのですが今回のこのソンクラン期間ではいたってあちこち渋滞が見受けられます。
コロナ感染したら会社クビ?
大型連休明けにはコロナ感染した人たらはどうしても会社に報告せざるを得ないでしょう。この場合はどうなるのでしょうか。
日本人出向者であれば治療後に完治次第日本へ帰国となるでしょう。もちろん予定以上に早い帰国なので本社の人々もあまり声をかけづらい帰国となります。
日本人現地採用であれば自主退職を要請されると思われます。事情が事情であればまずは話あいもあるかもしれません。ただこのコロナ禍で世界的にも不景気な状況下の会社であればただでさえ高い給料の日本人は現地採用でも外したいところでしょう。
現在は新型コロナウイルスも1年を超えて、なかなか日本のご両親が年配の方々はタイの仕事をあきらめて日本へ完全帰国するケースも見受けられます。ある程度先を見据えてのことかと思われます。今の状態ではすぐに日本へ帰国しても何も早い対応ができないのが実際です。